2022/07/10 21:43
私は仕事柄、知り合いや友人がたくさんいるが、
「同級生」というくくりでいう友人というのは比較的少ない。
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先日、その数少ない文化服装学院時代の友人に久しぶりに会いにいった。
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その友人はかつてアパレル企業で働いたのち、
脱サラして自分で洋服のブランド(POPO)を立ち上げた。
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彼は自分の好きを貫いて、ブランドを続けている。
本当に尊敬している。
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そんな彼がついに古民家のアトリエを持ったと聞いた。
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アトリエを持つことは、服作りをしている人間からしたら最高の夢であったりする。
(ご近所物語の中で、アキンドというフリマサークルのアトリエを作る回を思い出す。あのワクワクとした気持ちだ。)
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羨ましさや興味もあり、早速遊びに行くアポをとって向かった。
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彼の持ったアトリエは一軒家まるごと使っていて、
想像以上だった。
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1階には撮影スタジオがあって、2階にはソファーとレコードがある部屋があり、
もう1室はミシンやアイロンがある作業部屋だった。(羨ましいの塊!)
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自分のブランド1本で、ここまでのアトリエを持てるのは素直にすごいな!!!!と思った。
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彼は昔から野球が好きで、運動が好きで、宮崎あおいが好きで、
学生時代からナチュラル系の服を作っていた。
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そして、今も変わらずナチュラル系の服を作って売っている。
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私は好きなものや興味のある事は、その時代に流され生きてきた性分だ。
物や情報が溢れるこの現代で、好きなものがブレないって本当に凄いことだと思う。
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いつもSNSでのやり取りや仕事のやり取りはしていたけど、
久しぶりに会って話すことは、大体昔の話でスケボー乗って甲州街道を滑った・・・とか、
近くの公園でキャッチボールをしたとか・・・
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他愛もない話をしばらく続けた。
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気心の知れた友人とのひと時はあっという間に過ぎていった。
それは居心地が良いアトリエのせいもあっただろう。
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気持ちまでもリフレッシュされて、
また自分もブランドが少しでも皆んなに見てもらえるように頑張ろうって思えた。
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本当に素敵なアトリエだったらか、近々遊びに行けたらいいなと思っている。
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という久しぶりに文化時代の友達に会った話